<堀田和哉研究>

2006・5・24

 まず、何も言わずに下の画像を見ていただきたい。

 どうでしょうか。この読者に不快感をもたらす気持ち悪すぎるネタは何なのか。この堀田和哉のマンガ、すべてがこんな調子で、ギャグマンガとして笑えるどころか、読者に対して徹底的な不快感しか与えないような作品ばかりなのです。一体、この堀田和哉とは何者なのか。いかなる創作精神を有しているのか。そして、こんなマンガをガンガンに掲載するとは、今のガンガン編集部は何を考えているのか。このページでは、「堀田和哉研究」と称して、この作者とそれを取り巻く編集部のすべてを徹底的に分析したいと思います。


・堀田和哉の経歴。
 それにしても、この堀田和哉とは一体何者なのでしょうか。彼は、「第6回スクウェア・エニックスマンガ大賞」において、「お空の仲間たち」というギャグマンガ作品で「入選」を受賞した作家です。しかし、この作品からして、到底入選を取れるような作品とは思えないほど低レベルのマンガであり、なぜこのような高い賞を受賞できたのか、当時から非常に疑問でした。
 そして、しばらくして、その受賞を評価されたのか、少年ガンガン誌上で読み切りギャグマンガをたびたび掲載するようになります。具体的には、少年ガンガン2006年1月号で「1Pギャグ祭り」、2月号で「サバンナの転校生/兄弟テニス」(二本立て)、4月号で「森のアイドル ネコミちゃん」、6月号で「1Pギャグパレード」と、短い間隔で次々と読み切り作品を掲載していきます。しかし、そのどれもが受賞作をさらに上回るかのような低劣で低レベルの作品ばかりで、一気にその悪名を知らしめました。その作品は、どれも気持ち悪い変態的なネタばかりで、ギャグマンガとしてはまったく笑えないばかりか、読者に対して不快感を与えることのみに全力を注いだかのような、歪んだ作品ばかりだったのです。


・変態的な動物たち。
 まず、堀田和哉作品の最大の特徴として、変態的な気持ち悪い動物たちが頻繁に登場することが挙げられます。具体的には、彼の作品の中で「サバンナの転校生」「森のアイドル ネコミちゃん」の二本の作品では、登場キャラクターのすべてが動物であり、その中には変態的で気持ち悪く醜悪な動物キャラクターが多数見られます。
 まず、「サバンナの転校生」では、何といっても「スクーピー」という名の醜悪なシマウマのキャラクターが印象的です。このシマウマ、性格的に最悪で、周りの動物を下僕としか考えておらず、平気で仲間を裏切ります。その上で変態的な性向まで合わせ持っており、もはや不快な性格を一手に集めたかのような動物キャラと化しているのです。そしてスクーピー以外にも、必要以上に目玉を飛び出して驚く気持ち悪いダチョウのレインビッツ、クロサイのサイ先生も強烈です。特にレインビッツは、ライオンの姿に驚きあせるあまりに立ちションまで垂れ流す有り様で、もう作者のいやらしいキャラクター作りがむき出しになっています。
 そして、「森のアイドル ネコミちゃん」では、何といってもこの「森のアイドル」ことネコミという醜悪なメスネコがひどすぎます。このネコミ、アイドルとして周りのキャラクターに媚びまくり、あまつさえ羊の赤ちゃんに自分の人気を根こそぎ奪われたことに腹を立て、羊の赤ちゃんに執拗な嫌がらせを繰り返しまくるという、あまりにも醜悪極まりないキャラクターでした。このネコミというキャラクターは一生忘れられそうにありません。
 そして、このネコミがあまりにひどすぎて印象は薄いですが、よく見るとそれ以外の動物キャラクターたちも、ビジュアル的に不快感をもたらすような動物ばかりで、そのいやらしい表情にはかなりえげつないものがあります。これだけのいやらしい動物ばかりを描く堀田和哉とは、一体何者なのでしょうか。

 それともうひとつ、この堀田和哉、自分の作品に意味不明なマスコットキャラを登場させるのですが、これはこれでひどく気持ち悪い生物ばかりなのです。冒頭のディモンチが最もひどいものですが、「兄弟テニス」に登場した高校テニスマスコットキャラ「ラケッチくん」も、これまたあまりにもふざけた造形です。


・まったくつまらない人間ネタ。
 そして、堀田和哉作品には、変態的な動物だけではなく、普通に人間が登場するマンガもあります。しかし、これはこれでまったく面白くないのです。
 変態的な動物マンガと違い、人間の登場するマンガは、幸いにも読者に不快感を与える気持ち悪さは少なめです(まったくないわけではない)。しかし、こちらはこちらで、そのギャグがまったくもってつまらないものばかりで、ピクリとも笑えません。このような低すぎるレベルのギャグマンガが、なぜ何回も何回も載ってしまうのでしょうか。
 具体的な作品としては、バカバカしい必殺技の応酬のテニス勝負を描いた「兄弟テニス」、これがあまりにもひどい。伝説のドラゴンサーブやらボーリングのタマ投げやらのバカバカしい技の応酬の果てに、最後にはテニスの神が降臨するという凄まじい展開で、しかもそれは実はゲームのテニスだったという、夢オチにも匹敵するくだらないオチで終了するもので、読者をあきれさせるには十分なひどすぎる作品でした。
 「1Pギャグ祭り」「1Pギャグパレード」の各ネタも十分すぎるほどつまらないものです。どう見ても掲載レベルではありません。


・ありえない作画レベルの低さ。
 内容だけではありません。作画レベルの低さもまた耐え難いものになっています。
 まともな背景が描けない(描いてない)のはもはや当然として(当然でいいのか)、キャラクターの造形もまたひどいものです。どう見てもまともな人間が描けていない。なんというか、その顔の造形が高い確率で微妙に歪んでおり、しかもそんな似たような顔の造形のキャラクターが作品を問わず登場してくるのです。しかも、女性キャラがまるで描けておらず、男の顔とまったく同じ描き方をしているというありえない状態です。

 しかも、この堀田和哉という作家は、「ギャグマンガだから絵は多少下手でもかまわない」と考えている様子があり、どうみても手を抜いて描いているとしか思えないところがあります。しかし、これは明らかな勘違いであると言わざるを得ません。ギャグマンガでも、絵で読者を引き付ける力や、あるいは他の絵にはないオリジナリティは絶対に必要なはずです。確かに、堀田和哉の絵も他では見られないものですが、それはオリジナリティではなく、ただ単に下手なだけであり、まったくもって読む気をなくすマンガであることは間違いありません。


・動物キャラはまだマシというこの事実。
 しかし、まるで描き分けが出来ていない人間キャラクターに対して、動物キャラクターに関しては、まだマシに見えるような気もします。この堀田和哉、なぜか変態的な動物キャラクターは比較的よく描いているのです。これは、ひとつには、人間の描き分けは難しいが、相手が動物ならば描き分けが出来るからマシに見えるという、作者の作画レベルの低さを間接的に見せているようなものであって、要するに人間がまともに描けない分、動物キャラクターに逃げているとも取れるような有り様なのです。

 それだけではありません。どうもこの堀田和哉、変態動物を描くのが楽しくてたまらないような節があります。
 ところで、ロシアにドストエフスキーという文豪がいますが、彼の小説は、全体的に非常に暗い作品が多く、健康的で明るい人物があまり出てきません。ドストエフスキーは、あまり明るい前向きな人物を書くのが得意ではないようで、逆に、暗く後ろ向きな負の側面が強調された人間を書くのが得意な作家です。暗く歪んだ人間を書き始めると急に筆が踊りだすというか、そんなところがあります。
 そして、この堀田和哉の場合、人間を描くのは得意ではないが、変態的な動物を描くと急に筆が踊りだすというか、そんな節が感じられるのです。変態動物を描くのがそこまで楽しいのでしょうか。もはや、あまりにも歪んだ創作精神であると言わざるを得ません。

 人間はまともに描けないが、変態的な動物ならばいくらでも描ける。これが堀田クオリティ。


・編集者の悪ノリがさらに堀田を暴走させる。
 このように、これだけひどい作品を描く堀田和哉なのですが、こんなマンガを平然と載せるガンガン編集部もまたひどいものです。しかも、ただ単に載せるだけでなく、編集者が書く煽り文の悪ノリがひどすぎるのです。
 まずは、「サバンナの転校生/兄弟テニス」で見られる「はしやすめ読み切り」なる煽り。これは、ガンガンの連載マンガを読み進める途中で「箸休め」として読んで欲しいという意味の言葉だと思われますが、実際のマンガの内容がここまでひどくては、到底はしやすめになどならないばかりか、余計疲れることは明白であり、もはやこの「はしやすめ読み切り」という煽り文自体が、読者に対する皮肉的ないやがらせとしか思えないものとなっています。
 そして、さらにひどいのが「森のアイドル ネコミちゃん」の煽り文の数々です。「はしやすめ 胸キュン 読み切り」というさらにふざけた煽り文にはじまり、「超☆アイドル伝説 森のアイドル ネコミちゃん 〜アイドルの座 危うし!の巻〜」というあまりにもふざけたタイトルセッティング、そして赤ん坊を崖から叩き落しておいて「オチだけに落としてみました!!」という最後の煽り文・・・あまりにも悪趣味であると言わざるを得ません。
 そして、「1Pギャグパレード」では「またまた登場!! 神出鬼没のスキマンガ☆」という煽り文ですが、正直こんな風に読者に不意打ちするかのごとく雑誌に載せるような行為は、もう本当にやめていただきたいものです。そして、タイトルページであのような気持ち悪いキャラクターを提示して、読者に目をそむけたくなるような気分に追いやり、さらに「目をそらしちゃダメだってバ☆」というふざけた煽り文で、読者をさらに追い詰めてゆく。このように、どうも編集者の方でも、堀田和哉のマンガがひどいことを分かっていながら、あえて悪ノリで載せているような節があるのです。これは、もはや読者に対するいやがらせとしか思えない行為だと言わざるを得ません。


・あっさりと「地獄越え」を達成。
 ところで、かつて、この堀田和哉と同様にひどすぎる「地獄ゆき」という作家がいました。彼のマンガもあまりにもひどすぎるものであり、しかもそんなあまりにも低レベルの作品が、ほぼ一年の間に5回もガンガンに載ってしまい、そのたびに大いに激怒したものです。
 そして、その地獄ゆき作品があまりにもひどかったため、「もうこれよりもひどい作家は、まず当分は現れないだろう」と思っていました。しかし、その後に現れた堀田和哉の作品は、この地獄作品に匹敵するばかりか、それをもさらに越えるようなひどい作品だったのです。まさか、こうもあっさりと地獄越えを達成する作家が出てしまうとは、もう今のガンガンの闇の深さを感じずにはいられません。

 しかも、地獄ゆきの作品が一年間に5回という掲載ペースだったのに対し、この堀田和哉の作品は、初掲載から半年でもう4回も掲載されています。地獄よりもさらにひどい作品が、さらにペースを上げて掲載されてきているわけで、今のガンガンの状態はさらに悪化しているように思われます。まさに今のガンガンを象徴する作品として、この堀田和哉の動向には、今後さらに注視する必要がありそうです。


「少年ガンガンの作品」にもどります
トップにもどります

広告 通販 無料 チャットレディ ブログ blog