<今、エニックスで萌えを追求するならWINGしかない。>
2003・5・29かつてブレイド移籍組の離脱によってもっとも被害を被ったWINGですが、最近ではなんとか立ち直り、かなり読める雑誌にまで回復してきました。しかし、そのWINGの誌面がいつの間にか「萌え」に特化したすばらしい誌面となっているようなので(笑)、ここで今のWINGの作品群を「萌え」の視点から紹介してみようと思います。
・今のWINGの中核「カノン四天王」(笑)
さて、そのWINGの連載陣の中でも中核的な存在として、次の四人のマンガ家があげられます。すなわち小島あきら・藤原ここあ・稀捺かのと・冬季ねあの四人です。そして、わたしは個人的に(=勝手に)この四人を「カノン四天王」と呼んでいます。なぜこの四人がカノン四天王なのか? それは、かつてWINGから出た「Kanon」のアンソロジーにこの四人全員が参加していたからにほかなりません。
実は、そのアンソロジーの作家陣の中で、もっとも面白いマンガを描いたのが上記の四人なのです。この当時からこの四人はキャラ萌えといい内容といい素晴らしいものがありましたので、個人的に(勝手に)注目していて「いつかこの四人全員がWINGで連載を持つといいなあ。」と思っていたんですが、それがブレイド組移籍後のWINGでついに実現したのです!
そして、人気の面でもこの四人のマンガが今のWINGの中心であることは間違いないでしょう。エニックス読者のみならず、美少女系のマニアからも圧倒的な人気を誇る「まほらば」(小島あきら)、男女を問わず熱心なファンをもつ「dear(わたしの狼さん)」(藤原ここあ)、最もKanonの色を受け継ぐ(?)和風キャラ萌えマンガ(笑)「天正やおよろず」(稀捺かのと)、四人の中ではもっとも本格的なストーリーを持つ「天眷御伽草子」(冬季ねあ)。この四つの作品こそWING的萌えマンガの中核なのです・・・多分(笑)。・今のWINGの「五本柱」
さて、上記「カノン四天王」の作品が今のWINGの中核であることは間違いないですが、それと同時にもうひとつ、今のWINGには雑誌の中心といえる萌えマンガがあります。「瀬戸の花嫁」(木村太彦)です。
しかし、木村さんは本来萌え系のマンガ家ではありません。むしろ奇作「余の名はズシオ」でのデビュー以来、マニア系の読者にファンを得ている個性派の作家です。しかし、その「ズシオ」からして個性的なキャラクターに妙なファンがつくありさまで(笑)、もともとキャラ萌えの素養がありました。
それが今回の「瀬戸の花嫁」では王道ともいえるラブコメということで、キャラ萌えの要素は十分。木村太彦独特の萌え要素に、王道ラブコメの萌えがミックスされて、もはや無敵(笑)。前述の四人のマンガにこの「瀬戸の花嫁」を加えて、この五つのマンガで今のWINGを回しているといっても過言ではありません。
このように上記の五人がWINGの先発投手として活躍しており、ようやくひとつの雑誌として形が整ってきました。特に最近の「瀬戸の花嫁」の活躍にはめざましいものがあり、まさにWINGのエースの貫禄があります。
そして、小島あきら・藤原ここあ・稀捺かのと・冬季ねあの「カノン四天王」が、ローテーションを回す定番先発陣といえます。
しかし、WINGの萌えマンガは上記の五本柱だけではありません。脇を固める中継ぎ・抑え陣も充実しています。
まず、「ショショリカ」(上杉匠)と「がんばらなくっチャ!」(仲尾ひとみ)の二つの新連載。どちらも非常に個性的なマンガで、まだ内容的には評価は定まっていませんが、「萌え」に関しては必要十分(笑)。先発陣を引き継ぐセットアッパーとしては十分なマンガです。
そして、WINGのトリを締めるクローザー(抑え)ともいえる「機工魔術師−enchanter−」(河内和泉)。こちらはまだ新連載ながらも既に作者の実力を十分に感じられる完成度の高い作品です。絵もうまいし、これまた萌えの要素は十分。まさにWINGの守護神です(笑)。
このように、今のWINGは中核作品から脇を固める作品まで多くの萌えマンガで満たされており、まさに今のエニックスで萌えを追求するならWINGしかない! はっきりいってWINGが一冊あれば七尾奈留も西又葵もいらない(笑)。「電撃萌王」で萌えを補完する必要もない。これが毎月500円で買えるわけだから、大変経済的な萌えツールといえるでしょう(笑)。
・別に萌えマンガだけで占められているわけではないが。
もちろん、今のWINGにも萌え系とはいえないマンガもあります。「中村工房」と「ワンダフルワールド」は典型的なギャグマンガですし、「東京魔人学園外法帖」「テイルズオブエターニア」の二大ゲームコミックは、原作ゲームはキャラクター人気が高いものの、マンガでは特に萌えを追求した内容ではない。「BEHIND MASTER」は普通の和風ファンタジーです。しかし、これらの作品を含むWINGの全13作品の中で、実に8作品が萌えマンガというのはすごい。萌えマンガ率61.5%というのは尋常ではない(笑)。まさにエニックス史上最強の萌え雑誌といえるでしょう。
次ページでは、これらの萌えマンガを作品ごとに徹底的に紹介していこうと思います。
今、エニックスで萌えを追求するならWINGしかない・作品別紹介編
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