<スクエニ系エロマンガ列伝>
2006・9・5このページでは、スクエニ系コミックの中でエロいシーンのあるものを集めてみました(おい)。全般的に網羅的に作品を紹介するだけでなく、このように特定のジャンルに絞って作品を紹介するのは面白い試みだと思うのです? というわけで、せっかくだからエロ(的)マンガを集めてみました。購読の参考にしてください。
対象は、現行連載か最近終了したマンガ中心です。あまり昔に遡るときりがありませんので。
作品ごとに、エロレベルを設けています。Sが最高で、以下A・B・Cと続きます。ちなみに、この記事の元ネタはこちら(エロ・ライトノベル)
<ながされて藍蘭島>
とりあえず、最もメジャーな雑誌であるガンガンからひとつ。
ブレイド騒動のしばらく後で始まった連載で、ガンガンの現行連載で萌えを一手に引き受けるマンガ。2007年にアニメ化決定? 内容的には典型的なハーレム系のラブコメ(エロコメ)で、かなりメジャーな一般誌を意識した内容です。
編集部の意向なのか作者の趣味なのかは分からないが、パンチラや半裸などのサービスシーンはかなり多い。特にパンチラは多すぎ。まあ、作者の藤代健は元エロゲー原画師ということで、そのあたりの描写には余念がない。エロレベルはB。
話の内容的には、ごく普通のドタバタ系ラブコメで、さほどエロではない。むしろ、一枚絵のイラストの方の仕事で、作者のエロに対する微妙なこだわりを感じる(構図が微妙)。
<これが私の御主人様>
「藍蘭島」とほぼ同時期に始まったマンガですが、こちらは増刊パワードでの連載。ネタが特異すぎてガンガンでは連載できなかったと思われる。
「藍蘭島」がオーソドックスなラブコメなのに対して、こちらは外道なオタクネタ全開のネタマンガ。とはいえ、萌えレベルは尋常ではなく、このマンガ独特のエロいメイド服はかなりの評判を呼んだ。ただし、作者の意向でパンチラはない。
肝心のエロネタは、露骨なエロではなく、オタク系のバカバカしいネタを絡めたものが中心で、見た目的にはエロ全開というわけではない。エロいのは、むしろアニメ版の方。アニメの方は、原作とは打って変わって乳や半裸(全裸)を強調しまくる内容になっていた。
エロレベルはC。(アニメはA)
純粋にエロを求めるならアニメ版がおすすめ。
<すもももももも>
ヤングガンガンで一番人気の格闘ラブコメ。近い時期にアニメ化も決定している。
このマンガは、全話に渡ってエロいというわけではないのですが、ある特定のキャラクターに対するエロ描写が凄まじい。具体的に言うと、委員長ウマ仮面ですが、この「脱げば脱ぐほどパワーアップ」「羞恥全開でバトル」というあまりにもな設定は、一部の読者にバカ受けし、とうとうフィギュアまで作られるありさま。エロレベルはC+。
ウマ仮面以外にも青年誌的なエロ描写は結構ある。
<セキレイ>
上記の「すもも〜」もそうですが、ヤングガンガンには「闘う美少女もの」がやたら多いんです。が、その中でも明らかにエロいのがこれ。
内容は、まあそのセキレイという特殊能力を持つ女の子たちが、主人公たち男の助けを得て闘い合うという話なんですが、いつの間にか主人公の周りにセキレイがたくさん集まってきてハーレム状態に。それだけならよくある設定ですが、このマンガは明らかに男性向けのエロ分が多い。ここまでパンチラと乳を全開で出しまくる系統の、露骨に男性向けと言えるマンガは、スクエニ系では珍しいと思う。作者は女性なんですがねえ・・・。
とりあえず、乳首丸出し。ここまで露骨に乳首を出しているマンガって、現行のスクエニ連載では他にないような?(完全には未確認ですが)。エロレベルはB+。(もっと上かも)
連載序盤のうちが特にエロ描写が多かった。最近はシリアス志向でエロ度やや減。
<機工魔術士 -enchanter->
ガンガンWINGの連載の中では、とびぬけてエロ(お色気)描写が多い本作。さすが元エロ同人や成年誌で慣らした作家の河内和泉だけあって、エロ描写にはまったく余念がない。この人のパンツと乳の描写には異様なまでのこだわりを感じる。
現行の萌えの主流であるロリ系のキャラではなくて、「きれいなお姉さん」が出てくるのが最大のポイント。行為の寸前くらいまでは行く寸止めマンガでもある。
このマンガも序盤の頃の方がかなりエロい。序盤の2巻だったかな、露骨に触手ネタが出た時には「少年誌でここまでやるか」と当時は本気で思ったんですが、今となってはさほどでもないかも。エロレベルはA。
ただし、最近はシリアス度が非常に高くなっており、かつてよりエロ度は非常に低くなっている。
<がんばらなくっチャ!>
かつてWINGで一世を風靡した悪魔っ娘ラブコメギャグマンガ。一応は少女マンガ的なラブコメだと思いますが、かなり変態的なギャグも多く、露骨にエロい回もかなりあった。全部が全部エロいというわけではないんですが、萌えとエロの融合を高いレベルで成し遂げている点がポイントが高い。
キャラクター的には、妙にエロいからだを持つ悪魔娘のリープと、そして何といってもつかさ(咲坂つかさ)という女装男キャラに尽きます。最近では、このような女装キャラは萌えの定番のひとつみたいですが、こんな早い時期(2003年)にこんなキャラを平然と出してきた仲尾ひとみという作者はあなどれません。このつかさ、男でありながら色々なキャラに狙われ、特に夢魔であるマナに狙われたときには本気で犯される寸前までは行ってしまった。エロレベルはC+。
まあ全部が全部エロいマンガではないので、エロレベルとしてはこのくらいですが、しかしこのマンガのエロ描写はかなり来るものがあったと思う。
<dear>
このマンガは、実はエロいと思うんです。
普通に読めば、少女マンガ的な恋愛もの+ほのぼの日常癒し系萌えマンガにも見えますが、けしてそれだけではないのですよ。このマンガは、実は微妙にエロを意識したアングルがやたら多く、作者の藤原ここあさんは確実に狙って描いてます。パンチラそのものは(ほとんど)ないが、パンチラ寸前はかなり多い。なにげに下着とかの描写もある。露骨なエロではないんだけど、言うなれば微エロ。この微エロはある意味露骨なエロよりもエロい。藤原ここあさんを微エロの女王と認定させていただきます。エロレベルはB−。
ていうか、実はガンガンWINGってエロいマンガ多いんじゃないか?と今になって気づいた。
<ひぐらしのなく頃に 綿流し編(目明し編)>
これもだ! なんかガンガンWINGにはこういったマンガが多い。
言わずと知れた「ひぐらし」のコミック化作品なのですが、この綿流し編の場合、コミック化担当の方條ゆとりさんの絵が素晴らしすぎます。このエロカワイイ絵柄は他のゲームマンガとは一線を画する。最近では、このマンガのエロ詩音(魅音)のビジュアルが自分の中でデフォルトと化してしまいそうで怖い。とかいいつつ、この右→の画像はレナですが(笑)。エロレベルはC。
まあ、マンガ自体がそんなにエロいわけではないんですがね・・・。
<盗んでリ・リ・ス>
このマンガはひどいです。
ガンガンパワード連載のマンガなんですが、作者は美少女絵師として有名なてぃんくるで、とにかくエロと萌えの描写は凄まじい。萌え全開のエロという意味ではナンバーワンかも。一応は美少女怪盗ものなんですが、ヒロインが絵描きの兄のためにヌードモデルをやるという驚きの設定で、それ以外にもパンチラやらメイドやらスク水やらなんでもあり。特に純白パンチラには異様な執着を感じる。
コミックスはまだ出ていませんが、出たら出たでオタク系書店(とらとかゲマとか)で確実にフェアが開かれそう。そんなマンガ。エロレベルはA。
萌え+エロという点では間違いなくトップクラスのマンガかと。
<D線上のアリス>
このマンガは本当にひどいです。
かつてガンガンWINGで一年半ほど連載した(連載してしまった)マンガなんですが、このマンガのエロは本当にえげつなかった。もう極端に男性向けのエロ(半裸や全裸、乳にエロ下着)のオンパレード。これをWINGで連載したのは大いなる誤りでした。
主人公がエロい死神で、間違って人間の女の子の体に入ったのをいいことにやりたい放題。周りのキャラクターも変態的な連中ばかりで、ナンセンスな狂騒的ギャグとエロの連発。あまりにもアクの強い内容で、よくこれを少年誌で連載しようという気になったと思う。
女同士の絡みもやたら多い。もっとも、中身は男×男だったりしますが・・・。これもひどい内容です。エロレベルはS。
はっきりいって少年誌を逸脱している描写も多い。しかし、これでも次に紹介するマンガに比べればまだかわいく思えてしまう。
<みかにハラスメント>
これはマジでシャレになりません。
ネット上であまりにも有名になりすぎたので、知っている方も多いでしょうが、これは本当にひどい。ガンガンパワードに連載されたマンガですが、少年誌をはるかに超えたエロ全開で、これに比べれば前述の「D線上のアリス」すら大したことないように見えるところが凄い。作者は水兵ききですが、エロのためにわざわざ設定とストーリーを作り上げるその創作精神には脱帽するしかない。エロの内容も凄まじく、公開犬調教プレイや幼児プレイなど、マニアックすぎるその内容には驚愕するしかない。
「みかにアリスフェア」と称して、「D線上のアリス」とセットで一部書店でフェアを開いたのもひどかった。もっとも、この「みかにハラスメント」の方が有名になりすぎて、「D線上のアリス」の方はまったく話題にのぼりませんでした。それだけこのマンガはインパクトが強かったのです。エロレベルはSS。
もう最高レベルのSを軽く超えてしまった。もうこれ以上のエロマンガは、当分の間現れないでしょう。
<トンネル抜けたら三宅坂>
かの伝説の廃刊雑誌「コミックバウンド」に連載された伝説の一作。原作が「おさなづま」の森高夕次(コージィ城倉)、作画が「ながされて藍蘭島」の藤代健というゴールデンコンビ(笑)。これが藤代健のデビュー作である。「コミックバウンド」には、これ以外にも青年誌らしいエロありのマンガはかなりあったが、このマンガはもう完全に別格。
内容は、常人の十倍の性欲を持つ小学生・三宅坂登が、街中を黒パン一丁で駆け回り、エロネタ全開で大暴走しまくるというもの。エロマンガというよりはほとんどギャグマンガだが、これがめちゃくちゃ面白い。朝っぱらからパンツ一丁で仁王勃ち、登校中からアナルファックやクンニリングスやGスポットやらの言葉を叫びまくり、同級生の女の子のブルマや上履きの匂いをかぎまくり、家に帰ってはエロマンガの執筆に精を出し、果てはAV女優の前で「潮吹く人?」と真顔で質問するという大暴走ぶり。この凶悪な小学生の行動は一見以上の価値あり。そして、こんな過激なネタの嵐なのに、藤代健の絵が萌え系の中性的な絵柄なのが妙なギャップを呼んでいる(女の子がかわいい)。「コミックバウンド」は、露骨な青年誌で、劇画調の濃い絵が大半を占めていた中で、このマンガだけは異色だった。「この作者だけは、ガンガン系のほかの雑誌でもやっていけるんじゃないか」と連載中から考えていたが、のちにそれは見事に現実のものとなる。
エロレベルはS+。
実際にはもっと上、SSを与えてもよいかもしれない。今現在では、このマンガのみが唯一「みかにハラスメント」に対抗できる貴重なマンガである(笑)。藤代健の黒歴史として、是非これをコミックス化して衆人に知らしめてほしい。
<総評>
中性的な萌えを信条とするスクエニでは、エロいマンガは少ないとも考えていたが、実際に調べてみると思った以上にエロいマンガが多かった(笑)。中でも「D線上のアリス」と「みかにハラスメント」はひどすぎ。正直、これらのマンガの後を追うのは初心者にはオススメ出来ませんが、たまにはこういった観点でマンガをチェックしてみてもよいかもしれませんね。そして、何よりも「トンネル抜けたら三宅坂」の復刻、コミックス化が待たれるところ。
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